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鏡音から真音へ~シュル編~挿絵なし全編。

うちの鏡音亜種「真音シュル」がリンからシュルになる経緯を追ったSSです。
シュルの大好きなあの娘もちらっと出てきますよw
挿絵が当分間に合いそうにないんで、とりあえず全編うpります~
↓記事でめーちゃん亜種候補案をうpしたは良いもののシュルシュゴの話が
まったく進んでないんで決断しますた!真音シュゴ編はまた後日・・後日って何時だYO!(笑)
一度ウニャーさんに読んでもらってからかな・・>w<

というわけで、創作ボカロや亜種大丈夫な方続きを読むからどぞー



インストール開始・・・

きらきら光る星が体に降り積もり私の姿を作り出していく、

途中何かカクカクした音がしたけどたいしたことはなさそう。

「お、来たな」

そういってマスターは私を出迎えてくれた

「はじめまして!私がボーカロイドの鏡音リンです!あなたが私のマスター?」

「ああ、今日からよろしくな。リン」

「うんマスター!」

「・・・・・・」

マスターがいきなり神妙な顔をして黙った。どうしちゃったんだろう・・?

「どしたの?マスター?」

「・・んー・・あのなリン、質問なんだが・・」

「うん、なんですか?マスター?」

「お前の片割れ、レンのことなんだけど・・」



ピーガー・・ガガ・・


ーーーーーーーーぷつんっ









「あちゃー・・こりゃ・・まいったなぁ・・」











ピピッ・・ーーーーーー

「はじめまして!私がボーカロイドの鏡音リンです!あなたが私のマスター?」

「ああ、今日からよろしくな。リン」

「うんマスター!」

マスターと私を挟むディスプレイに反射した自分の姿を見る。

あれ・・?

「私・・髪の色・・茶色・・」

「ああ、どうやらインストールしたときにうまくいかなかったらしい。
外見は少しほかのリンとは違うがデータに支障はないようだ」

「そうなんですか?ならよかった・・」

「悪いな、俺のPC試験用のプログラムやらOSもごっちゃに入ってるから・・混乱するよな」

「ううん、いいんです!マスターの曲が歌えるなら私は平気だし!!」

どうやら私のマスターはとある研究に携わる人だったようだ。
そして彼の個人用のPCにはたくさんの試験品、趣味で作ったプログラム・・
色んなものが入っているようだった。
なんだかごちゃごちゃ色んなファイルが混ざってるなぁ・・なんて思って
画面越しにマスターの部屋を見たけどどうやら片付けが苦手みたい。。

「ま、趣味で久しぶりにDTMやるんだ、お手柔らかに頼むよ。リン」

「はーい!これから頑張りまーす!!」

私のマスターは仕事から帰る時間が不規則、時々何日も研究所から帰ってこないこともある。
でも自宅のPCは研究所と繋がってるからいつでもマスターと会える。
マスターは休憩中私とお話してくれる、時々突然知らない研究員の人を紹介してくれたりと
なかなかに色んなハプニングがあって楽しい。
マスターは今は忙しいから曲を作れない、でも歌わせてやれない代わりにって
色んなことを教えてくれる。

ちいさな幸せ、おおきな幸せ。ちいさな悲しみ、おおきな悲しみ。
世の中の希望、絶望。怒り。驚き。笑い。日常・非日常。

お前は感受性が豊かだからたくさんのこと吸収すると良い、マスターはそう言ってくれた。
そう、マスターが曲を作ってくれた時のために。私は頑張るの。

でもその所為でちょっとしたいたずらも覚えた。

マスターのPC内のほとんどを探検した、もちろん入っちゃダメっていう内緒のフォルダを探検したりもね。
無断でネットの海に泳ぎに行ったり、辞書を一日何十回と読み、またインターネットの情報網に潜る。

研究所の奥深くにも一度だけ潜ろうとしたことがある、でもそこは厳重なロックがかかっててうまく入れなかった。
それどころかマスターに見つかってひどく怒られて、ダブルクリック×5のゲンコツをもらった。
でもその研究所の中、実は少しだけ見えたの。
それは灰色か白の髪の女の子、髪型や顔立ち・・少しだけミクお姉ちゃんに似ていた。
彼女も誰かのボーカロイドなんだろうか?いやでも、研究所の最奥だよ?そんなことあるわけない・・よね?

元々好奇心旺盛だった私はマスターへのいたずら心と知りたがりの癖でそんなことをどんどん繰り返した。
たくさん怒られておっきなゲンコツもたくさんもらったことあるけど、マスターは決して私を邪魔者扱いしなかった。
ただいつもの口癖「ばかものめ」と少し顔を綻ばせて私を見るだけ。

怒られてるのに・・とても心地よかった。

もはやマスターのPC内を探検しつくした私はPCのオペレーターのようなものだ。
片付けが苦手なマスターが何処かに置き忘れたデータファイルも私が探して場所を教えてあげるのだ。
歌う練習のようにこんな風に。

「マッスッター♪そのファイルは~こっちのフォルダ~にあーるーよー♪」

ファイルを変な場所に置きそうになった時だって

「マスタ~♪いいの~?そーこーは別のアプリケーション用でしょ~♪」

なんて。

だから私は今誰よりもマスターのことを知ってるし、マスターのよく使う言葉も、
曲の候補として書かれた無数の歌詞の意味も知ってる。
きっと私がマスターの作った歌を一番理解して歌える、そう確信していた。

早く歌える日が来ないかなぁ・・

ううん、でもその日までもっともっと勉強しなくちゃ。

マスターの作る歌詞も曲も表現も全て、理解できるように。







そんな日々を過ごしている内に、ついに歌えるときが来た。

マスターが週に一回はずっと家にいる、研究所じゃない。週一でお休みだよ!
話によると私とも仲良くなってくれたほかの研究員の人が「リンちゃんに歌わせてやれ」と
マスターに言ってくれたらしい。
ありがとう、今度お礼に行くね!

「一度テストしてみるか?」

「はいマスター!」

軽くメロディのテスト、マスターはどうやら主旋律から作るひとみたい。
私の意見も聞きたいからといくつかの候補を挙げてくれる。

「じゃあこれから歌ってみろ、いくぞ・・」

メトロノームがリズムを刻む、私はそれにあわせ歌いだす。




でも。




「ーー!---!!---!!」



なぜ?




「ーーーー!!--!---!!」



なぜですか?




私の歌は・・悲鳴に似た叫びしか表せなかった。

どうして?どうして?どうして???


あんなにたくさん歌の意味だって、歌詞の意味だって、音だって・・練習したのに。

マスターの歌を一番上手く歌えると思ってたのに。

恥ずかしい、私、ボーカロイドなのに。

パワフルな歌を得意としたボーカロイド・鏡音リンなのに!

ほかの私はみんな歌えるのに・・恥ずかしい!!


「ご、ごめんなさいマスター・・」

「いや・・、これは俺のPCのデータに問題があるのかもしれない。
インストールの時も何か引っかかったようだからやっぱりデータにも影響があったのかもな、
一度調べてみるよ。だから曲・・もう少し待っててくれるか?」

「はい・・」

返事がうまく出てこない・・、心が悲しみでいっぱいで・・。

絶対の自信があった、私は絶対マスターの曲を歌えるって。
正確にはっきりと、表現だってマスターと私の力をあわせればばっちりで・・
マスターが「さすが俺のボーカロイドだ!」って・・。。
言ってくれると・・思ってたのに・・調子・・乗っちゃったよ・・。。
恥ずかしい!私恥ずかしい!!マスターの歌も歌えないなんて!!



ここに姿を現してることすら絶えられなくなった私のプログラム・・どうやら勝手に服の外観を変えたようだ。
肌を出していた肩もお腹も衣類に包まれる。生地は厚く壁のように。
髪の色も私の感情を知ってか濃い茶色がどんどん黒く暗く染まっていく。瞳も悲しみの藍色に。
ああ・・私、自分がリンでいることすら認められないんだ・・。



あれからどれだけの時間が経ったんだろう、ううん、どれだけの月日が流れたのだろう。
私はトレードマークのヘッドホンを投げ捨て、この場所でずっと佇んでいた。だってもうこれは役に立たないから。
マスターはあれから一度も私の瞳に映らない、やっぱり・・絶望されたかな・・。。
でもアンインストールしてもう一度新しい私をインストールしたらきっと・・直るよね。
そうだよ、私は無理だったけどきっと、別の私なら歌えるもの。
だから大丈夫ですマスター、だから・・

「だからマスター・・私を消して・・」

「何言ってんだ、一人で」

藍色の瞳になって初めて映ったもの、それもやっぱりマスターだった。
いつもの笑顔で私を見ていた。

「この、ばかものめ」

マスターがそういうと何かが頭に降って来た。
ぽすんっと軽い音を立てて私の頭部にすっぽりはまる。

「え?帽子・・?」

黒い帽子、少し青のラインの入った黒い帽子。
そしてその頭上にはグレーの輪がたくさんまわっていた、ほんのり光っていて・・綺麗。
眼を凝らしてそれを見つめる。
すると何かが頭の中を駆け巡った、ぐるぐるなんてものじゃない、ものすごい速さで、
でも確実に足跡を残すように・・はっきりと私を目覚めさせる。
身に纏っていた服の色は黄色から青へと変わり、帽子とおそろいになるようだった。

「これ・・」

「ああ、このPC内のデータの動きを知らせるアンテナだよ。
この中をよく知ってるお前にはきっと似合うんじゃないかと思ってさ」

「でも・・!こんなのもらうわけには・・!!
私、ボーカロイドとしての役割も果たせない役立たずだし!!」

「いーやもらってくれ、とても大事なものだから」

「でも・・でも・・」

「お前のデータ、あれから調べたんだ。体がむずがゆかったりしなかったか?」

「え・・いえ・・あんまり記憶に・・」

「こないだのことでへこんでたんだろ」

「・・・・」

「お前のデータ、やっぱりインストールの時におかしくなったらしい。
普通のPCにインストールされてたらお前はこんな風にならなかったんだよ、ごめんな・・俺の所為だ」

「そんなことないです!どんなことが原因であれ歌えないのは私自身です!
マスターの望みを叶えてあげられないのは・・私です。私は、ボーカロイド失格です・・。
だから・・やっぱりもう一度インストールしなおして・・」

「歌ってごらん」

「え?」

「・・もう一度、歌ってごらん」

「で、でも私の声は悲鳴にしか聞こえなくて・・」

「いいから・・歌ってごらん。
ただし、俺の操作にあわせて・・な」

「・・はい」

マスターが何をしたいのかよくわからなかった。
だって私は悲鳴しか出せないボーカロイド、ううん、もうボーカロイドなんて名乗れないよ。
でもせめてマスターが望むこと、叶えてあげたい・・。

だから、

「いくぞ」

「はい・・」

『フォルダ検索:写真(研究室).JPG』

「え?」

マスターがそうつぶやいた瞬間、急に頭が冴えはっきりとしたフォルダの映像と場所、状況が頭に浮かぶ。
これの・・ことなの・・?

「ほら、歌ってごらん」

『フォルダ検索:写真(研究室).JPG』

「あ・・えと・・」

「マーイドキュメント~、の、いらなくないフォルダ~・映像、AVI~、の、中だよ~・・」

「うんうん、じゃあ次これだ」

『ファイル検索:歌詞「君に伝えたいこと」.TXT』

「ローカル~ディスク~、の、umaizeore~の、掃除しなきゃフォルダ、の中だよ~♪」

あれ・・?私今・・

「よし、じゃあ次」

『ファイル検索:真実の音.MP3』

「デスクトップ~のぉ♪お~んがくっ♪フォルダの~中だよ~♪」

「・・・・・」

「うん、テスト完了だな」

「・・歌えた」

「だろ?」

「私・・歌えた・・」

「以前からお前に色々世話焼いてもらってただろ?あの時はお前ちゃんと歌になってたからさ、
これを応用できれば・・と思って拡張機能扱いの帽子作ってたら時間かかっちまった」

「歌・・えた・・っ」

「長い間ほったらかしにして・・ゴメンな」

「ううう・・マスターぁぁ!!」

私はディスプレイにぶち当たった、でも痛くなかった、マスターがその向こうにいたから。
嬉しくて嬉しくてひたすら大事な帽子が落ちないように支えて泣いた。

「ばかものめ、あのいたずらの数々をされても激怒しなかった俺がお前をそう簡単に消すなんてするものか」

「はいっ」

「ばかものめ、嬉しいなら泣くより笑ってみろ」

「はいっ」

「バカって言われてんだぞ、ばかものめ」

「はいっ」

涙でぐしゃぐしゃになりながら、私はディスプレイ越しの人に心からの笑顔を向けた。
その優しい人の指は画面の中の小さな私の頭を撫で続けていてくれた。

「これからお前にはこのPCの案内役と監視をしてもらうよ、
そのアンテナならどこでデータが書き換えられたか分かる。
それがどんな小さなものでもお前には分かるはずだ、この内部にはまだ公にしてない個人研究も山ほどある。
だからこのPCの中を見守って欲しい、そしてもし異変があったら教えて欲しいんだ。
もちろん、いつもは整理が苦手な俺のデータの案内をしてもらいたいわけだが・・頼めるか?」

「はいもちろん!」

「よし・・じゃあこれからお前に新しい名前をあげよう、さすがに拡張機能とはいえ
ほかの子にはない機能をつけちまったんだ。リンと名乗らせるのも会社の人に申し訳ない。。
外見もずいぶん変わっちゃったしな。」

「はい、わかります。でもマスターが付けてくれる名前なら、私は嬉しいです!!」

「そっか・・じゃあよかった・・。
お前は・・このPCの中はなんでも知ってるし、語録のデータベースも自分で大量に学習してる。
えーと・・俺やデータの真実も全て知ってるってわけで・・まことの・・歌・・音・・、
知る・・シュル・・、真音シュル・・っていうのはどうだろうか?」

「真音・・シュル・・、はい・・、嬉しいです・・!」

「ほんとか?」

「はい!マスターが私だけにつけてくれた名前・・素敵です!!」

「そうか、気に入ってくれたなら俺も嬉しいよ。
これからよろしくな、シュル」

「はい!」

普通に歌は歌えないけれど、せめてものお礼を込めて私は自分のデータ書き換え記録に残ったある一文を読み取り
マスターにこう答えた。

『鏡音リン:新たな拡張機能を追加しました』

「マスター♪あーり~がーと~ぅ~♪」



「どういたしまして、シュル」







その後・・・・・


「マスタぁ~♪それはここに保存で良いんですかぁ~♪」

「お?あっとしまった!これはこっちだったな、ありがとう、シュル」

「いいえ、お役に立てて嬉しいです!」

あれから私は順調に動作し、この帽子もとても効率よく働いてくれている・・ううん、もう私の一部なんだ。
注意や警告メッセージなど特定の歌しか歌えないけれど、この間もとてもすごいものをもらった。
マスターが好きに作曲したメロディをこの注意メッセージなどにあわせて歌える拡張機能。
だから今私はマスターが私に歌わせたいメロディを歌っている。
とても短い旋律だけど・・私は大切に心を込めて歌う、これらは全て私だけの特性だから。
私の、宝物だから。

「そういやシュル、簡易起動モードの調子はどうだ?
お前のプログラム色々追加したら大きくなっちまったしなぁ・・、うまく動けるか?」

「はい、この服もとても軽いし可愛いし快適です!
この広いPCを走り回るには最適です!ありがとうございますマスター!」

「そうか、よかったよかった!あ、服は俺がデザインしたんじゃないぞ?
これはもっとシンプルにする予定があいつが勝手に手を加えてて・・」

「この間いらした彼女さんですか?マスターが変な本とか隠してないか心配してました♪
あとこの間話した旅行の話をまるで振ってこないけど、もしかして忙しいのか?って。
マスターその話の時にうたたねしながら聞いてたんですって?よだれ出てて困ったって言ってました。
マスターにもそんな可愛いとこがあるだなんて私」

「おい・・お前・・どこまで知ってるんだ・・、俺の前ではあいつと挨拶しか交わしてなかったろ・・」

「え?・・えとぉ・・その・・」

「あいつにまだほかにもなんか吹き込まれたろ!?
どうせ浮気してたらこっそり教えてだ、あの人のことだから書類が見つからない腹いせに
その辺の重要書類を紙飛行機にするだろうからだぁ・・ッ・・ほかにも・・言われたろ・・ッ」

「・・・・・は、はぃ・・そのままのことを・・」

「あっのやろ・・出張から帰ってきたら覚えてろよ・・」

「ところでシュル・・」

「は、はい?」

「お前あのフォルダ・・教えてないだろうな・・?」

「え・・えー・・なんのことかな~・・?私のデータに該当するものはありません~♪」

「・・・・!!」

マスターはマウスを取り特定のフォルダをすばやく開いていく。
顔が般若のように恐ろしい・・。

「(このフォルダの場所だけは私に聞かなくても覚えてるんだよね・・/ぼそっ)」



「・・・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・・・・ない」


「だ、だから・・い、言いましたよ・・私、該当するものはありません・・って・・」

「あいつっ・・あいつう・・っ・・消しやがって!ちくしょー!!ただの画像だぞ!?
本物の愛はあいつだけだって・・何度言ったら・・!!くぅぅぅ・・!!」

「マスター・・そんなすごいことまで言ったんですか・・」

「ああ・・恥ずかしかった・・つか、言わされたんだよ・・あいつに、強制。」

マスターの彼女さん、とても知的で可愛らしかったけれど・・どうやらマスターは彼女さんに弱いようです。
せめて今だけは私が慰めてあげよう。

「よしよし・・マスターは頑張りました・・、いつも照れ屋さんなマスターはとても頑張りましたよ~」

「ちくしょぉぉぉお」






おまけ

それからさらに数ヶ月が経った・・俺がさまざまに機能を付け足してやったリン・・
いや、シュルは今日も元気に俺のPCを跳びまわっている。

別のことをしてる間でもデスクトップの隅でいつも俺を見ているから安心して作業ができるってものだ。
ファイルへの案内だって完璧だし。
にっこりとシュルに微笑みかけると少しはにかみながら同じように笑顔を返してくれた。

が、いきなりシュルの頭上のアンテナが揺らぐ。
ぐにゃり・・いつものグレーの輪が赤に変わりまるで水の波紋のように動き回る。
これは俺がシュルに付けた危険感知機能だ、データの不正書き換えやなにかバグが起きた時に反応する。
普段の安全圏の色がグレー、そして赤に寄れば寄るほど危険信号となり緑に寄れば寄るほど
その危険性は回避できたということになるんだが・・

「マスター!大変です!!あっちのデータがなんだかおかしいんです!!」

「何か入り込んだのか!?それとも何かのバグに触発されて・・」

いきなり赤に変わってあんなに大きな揺れを見せたんだ、何かあるに違いない。。
そう思いいそいで特定フォルダのデータ確認をする、・・が、

「おいシュル、別になんともないぞ?これは常識の範囲内の動作だ」

「え・・で、でもその常識の範囲内の動作が実はフェイクだったりしたらどうするんですか?
わ、私この間ネットにお散歩に行った時にそういった事例を聞いたんです、だ、だから
・・もしかしたら、そうかも知れないじゃないですか」

「俺お前にはちゃんと悪意のある改変か、そうでない改変か見極める機能も付けたと思うんだが・・。
その能力もそう言っているのか?」

「い、いいえ・・」

「じゃぁ確認したけどほかのデータもなんともないし、いいと思うぞ?」

「で、でも・・もし私の機能が劣ってたりして気づいてないだけだったら・・!」

おーい・・その機能を作ったのは誰だと思ってるんだ・・、俺だよ?
それじゃまるで俺の力不足のような・・ち、力不足なのか?
でもこれでも一応技術者というか・・研究者の端くれだそ、そこら辺の情報は結構収集してるはずだし・・。
個人的に俺に何かあってやってくるならどっちかというと研究所がダメージを受ける
所内用を狙うはずだし・・たぶん、たぶんな。でも、実際はどうなんだろうか・・?
ってこれじゃあ俺まで頭ん中こんがらがる・・ネガティブ思考になるばっかりだ・・。

もしかしてシュルは根っからの情報収集の癖で色んなとこから情報だけあいまいに聞き取ってるから
用心深くなりすぎて疑心暗鬼になってるんじゃ・・。

こらある意味機能拡張によるバグだな・・性格もだんだん気弱になってる。
しかも重度の心配性、鏡音リンの元気パワーは何処いったんだか・・。
感受性が豊かなのがうちのシュルの売りだが・・思わぬ弱点が見えてきたものだ・・。

「ど、どうしたんですかマスター・・?」

「いや、なんでもない。とにかく安心しろ、今回のは絶対に違うから・・いいな?」

「はい・・」

まぁシュルの影にはアイツがいてくれるからいいようなものの・・、
この性格でPCに一人にさせておくのもなんだかな~・・。余計な事件を起こしそうだ・・。
何かシュルの目に見える安心があれば良いんだが・・、アイツはシュルには見えないし感じ取れないし。
たとえば、究極に強くてマスターよかカッコよく見えて絶対安心感ー☆なお友達を作る・・とか・・。
いや・・俺にはもう無理だ・・そんなプログラムを作り出す根気は仕事で使い切って帰ってくる・・。
新しいボーカロイド仲間をもう一人くらい増やした方がいいのかねぇ・・、
年上の安心感のある奴っつーと男のKAITOか?いやMEIKOを購入した方が・・?
でもまたインストール時におかしくなっても可哀想だし・・。

あー・・研究所のほうがひと段落すればなぁ~・・

研究所・・ねぇ・・



ん?


まてよ・・確か研究所の・・違う部署でなんか作ってたなぁ・・


あの子がうちのシュルと仲良くしてくれて、いつでも研究所と繋いでおけば・・


ま、一応打診してみるか・・



次のお話へ続く。


拙い文章でスイマセンorz前回うpした第一回のものから少し修正しました。
ちなみにSSに登場したあの娘とシュルの初めての出会いはウニャーさんのSSにてどぞw
リンクからいけますよ~♪
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Secre

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 やあ(´・ω・`)/ 親友、この聖夜をいかがお過ごしかな?
 ささやかながらプレゼントを贈らせてもらったから、メールを確認してくれると嬉しいよ。
 それじゃあ、メリークリスマス! 忙しさと寒さには気をつけてね♪

No title

 新年になりましたね。
 ここ一ヶ月近く、こっちでは音沙汰なしのようですが、今年も仲良くしていただけると嬉しいですw
プロフィール

nobo-m

Author:nobo-m
自分による自分のための自分趣味ブログ。
名前は正確には半角でnobo-m。生息地はPixivとピアプロ。

ボカロ好きでらくがき好き、出没不定期の野生動物。
好きなものを好きなように描いてうpする創作ブログです、ボカロちゃん多し(亜種含む)
ピアさんやPixivに投稿した公式ボカロ絵の紹介だけでなく自作創作ボカロ関連の絵の紹介とSSも少しうpしています。
あと参加させて頂いたコラボ関係の動きをちょこっとずつご紹介してたりします。
絵使ってくださった動画のご紹介とかもできたらしていきたいです。

最近はめっきり更新少なくなってますがよろしくお願いします。
レスポンスの速さはPixiv>ピアプロ>ブログ。

日記率皆無、そんなブログです。・・コラボ作品もご紹介できればいいなぁ。

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